御苑・庭園 | 桜から四季の花まで、江戸東京散歩日記
向島百花園の7月

  夏らしく、とても暑い土曜日、
東京スカイツリーまで歩いていける距離にある、
向島百花園で、夏の花を探してきました。


 ほとんど人影もなく、花も夏休み中のようで、
華々しさはあまりありませんが、
歴史に縁のありそうなものが見つかる向島百花園です。



向島百花園の7月_01_ハマナス  [ハマナス (バラ科)] 
(Rosa rugosa) 浜梨。


向島百花園の7月_02_コバギボウシ  [コバギボウシ (ユリ科)] 
(Hosta albomarginata) 小葉擬宝珠。


向島百花園の7月_03_オイランソウ  [オイランソウ (ハナシノブ科)] 
(Phlox paniculata L.) 花魁草。
別名 草夾竹桃(くさきょうちくとう)、フロックス。

向島百花園の7月_04_オイランソウ  [オイランソウ (ハナシノブ科)] の白。

向島百花園の7月_05_オミナエシ  [オミナエシ (オミナエシ科)] 
(Patrinia scabiosifolia) 女郎花。


向島百花園の7月_06_オグルマ  [オグルマ (キク科)] 
(Inula britannica L. subsp. japonica (Thunb.) Kitam.) 小車。


向島百花園の7月_07_キキョウ  [キキョウ (キキョウ科)] 
(Platycodon grandiflorus) 桔梗。


向島百花園の7月_08_カワラナデシコ  [カワラナデシコ (ナデシコ科)] 
(Dianthus superbus var. longicalycinus) 河原撫子。


向島百花園の7月_09_フイリギボウシ  [フイリギボウシ (ユリ科)]  
斑入り擬宝珠。


向島百花園の7月_10_サルスベリ  [サルスベリ (ミソハギ科)] 
(Lagerstroemia indica L.) 猿滑。
百日紅(ひゃくじつこう)。

向島百花園の7月_11_シモツケ  [シモツケ (バラ科)] 
(Spiraea Japonica) 下野。


向島百花園の7月_12_オニユリ  [オニユリ (ユリ科)] 
(Lilium lancifolium) 鬼百合。


向島百花園の7月_13_ミヤコワスレ  [ミヤコワスレ (キク科)] 
(Gymnaster savatieri) 都忘れ。
花の名は、一説には、『いかにして契りおきけむ白菊を都忘れと名づくるも憂し』に由来するとされています。この歌は承久の乱(1221年)で佐渡に遷流になった順徳上皇が詠まれたと伝えられています。


向島百花園の7月_14_ダンゴギク  [ダンゴギク (キク科)] 
(Helenium autumnale L.) 団子菊。


向島百花園の7月_15_テラシマナス  テラシマナス 寺島茄子。
向島百花園のある墨田区東向島は江戸時代に寺島村と呼ばれていました。寺島茄子は、寺島村で作られ当時評判になった江戸野菜です。
それを地元の小学校が復活させ、向島百花園に贈ったものが展示してあります。
(皮が厚く特別のかおりがあるそうです。スライドの最後にナスが出てきます。)



[撮影日は7月24日] 品種名は、花の前にある名札のものです。



向島百花園の7月の写真18枚のスライドです。
(上の記事の写真15枚の順に並んでいます。途中と最後に3枚追加して計18枚です。)
( 順に;
  ハマナス2枚、  コバギボウシ、
  オイランソウ(赤)、  オイランソウ(白)、
  オミナエシ、  オグルマ、
  キキョウ、  カワラナデシコ、 
  フイリギボウシ 、  サルスベリ、 
  シモツケ、  オニユリ、 
  ミヤコワスレ、  ダンゴギク、 
  テラシマナス3枚


『向島百花園の7月』FLV 再生(要 Flash Player)






 同じ墨田区にある東京スカイツリーはもう見える高さになっていました。東京スカイツリーのそばの業平橋駅から向島百花園のある東向島駅まで東部伊勢崎線の駅間距離2.1kmです。

向島百花園から見る7月24日の東京スカイツリー。
手前の緑に比して、スカイツリーが霞んで見えます。藤棚の下から萩のトンネルの方を見ると、建設中の東京スカイツリーの姿が拝めます。
最後は、向島百花園から見えた東京スカイツリーの最上部のクレーンです。


『向島百花園の7月_向島百花園から見る東京スカイツリー』FLV 再生(要 Flash Player)







  次回は 皇居東御苑、小石川植物園、神代植物公園、花の名所の記事と順不同で続きます。 




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posted by: 花谷翔 | 御苑・庭園 | 18:00 | comments(5) | trackbacks(0) | -
新宿御苑2月の花
  世界らん展の前の週に、新宿御苑に散歩に出かけたときの様子です。寒桜がとても綺麗でした。サンシュユやミツマタの蕾に、これから咲く花が思い浮かび、まだ見ぬ春の訪れを感じました。
 もう少し待つと、桜の季節です。新宿御苑に桜の花が咲き出したら、今年も花見に来て見たいと思います。




新宿御苑2月の花_1  [カンザクラ (バラ科)] (Cerasus x Kanzakura 'Kanzakura')(寒桜)。
「カンザクラは、カンヒザクラ(寒緋桜)とヤマザクラ(山桜)の種間交雑種と考えられている栽培品種です。
早春に最も早く開花する桜です。

新宿御苑2月の花_2  [カンザクラ (バラ科)] (Cerasus x Kanzakura 'Kanzakura')(寒桜)。

新宿御苑2月の花_3  [カンザクラ (バラ科)] (Cerasus x Kanzakura 'Kanzakura')(寒桜)。

新宿御苑2月の花_4  [マンサク (マンサク科)] (Hamamelis japonica)(満作)。

新宿御苑2月の花_5  [サンシュユ (ミズキ科)] (Cornus officinalis)(山茱萸)。
別名ハルコガネバナ(春小金花)。花期は2月下旬〜3月中旬。当日はまだ蕾でした。


新宿御苑2月の花_6  [ミツマタ (ジンチョウゲ科)] (Edgeworthia chrysantha)(三椏)。
和紙の原料のミツマタです。花期は2月下旬〜3月中旬。当日はまだ蕾でした。


新宿御苑2月の花_7  [ジャノメエリカ (ツツジ科)] (Erica canaliculata)(蛇の目エリカ)。
南アフリカ原産の常緑低木。花期は11月〜4月。


新宿御苑2月の花_8  [ジャノメエリカ (ツツジ科)] (Erica canaliculata)(蛇の目エリカ)。
雄しべのヤク(葯)が黒いのが、蛇の目模様に見えるのが名前の由来です。


新宿御苑2月の花_9  [ジャノメエリカ (ツツジ科)] (Erica canaliculata)(蛇の目エリカ)。

新宿御苑2月の花_10  [ロウバイ (ロウバイ科)] (Chimonanthus praecox)(蝋梅)。

新宿御苑2月の花_11  インフォメーションセンター内に「みどころ情報」の掲示があります。
インフォメーションセンターは新宿門の左側にあります。ここに立ち寄って、花の場所を見ておくと、新宿御苑を散歩するとき便利です。

新宿御苑2月の花_12  「みどころ情報」に紐付けしてある写真による案内。



[撮影日は2月6日] 品種名は、花の前にある名札のものです。
当日蕾のものは、今花が咲いているころです。



新宿御苑2月の花の写真12枚のスライドです。
(順に;カンザクラ(寒桜)3枚、マンサク(満作)、サンシュユ(山茱萸)、ミツマタ(三椏)、ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)3枚、ロウバイ(蝋梅)、インフォメーションセンター内「みどころ情報」、同写真案内 です。)

『新宿御苑2月の花』FLV 再生(要 Flash Player)








 次回は神代植物公園の2月の花の予定です。その後に、さらに、世界らん展が続きます、






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posted by: 花谷翔 | 御苑・庭園 | 11:43 | comments(4) | trackbacks(1) | -
旧岩崎邸庭園

  旧岩崎邸庭園はJR御徒町駅から春日通りを湯島天神の方向へ歩いて約15分です。上野公園不忍池に近く、地下鉄千代田線湯島駅のすぐそばです。庭園の入り口の門からはお屋敷が見えません。敷地の側のゆるい坂を上って邸宅のある高台に行くなどというのは、も少し急な坂を上っていった音羽御殿(鳩山会館)を思い出しました。旧岩崎邸庭園は今では岩崎家のものでは無くなったわけですが、同御殿についはどうなのでしょうか。時が経てば一緒かもしれません。
 旧岩崎邸庭園の建物は、三菱の創設者岩崎家本邸の旧宅です。庭園内で見ることの出来る建物は洋館、和館、撞球室です。洋館と撞球室は、ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)の設計で明治29年(1896年)に建築されました。洋館は木造2階建て地下室つきで、イギリス17世紀初頭のジャコビアン様式(Jacobean style)(イギリスにおける初期ルネサンスのリヴァイヴァル)を基調とした明治の代表的な洋風建築です。和館は寄棟造りで、畳敷きの大きな部屋を持っています。和館内一面に描かれた日本画は橋本雅邦の作品です。和館は明治29年に洋館と共に完成。約550坪の建坪には、岩崎けの居室や使用人の部屋など14室が設けられていましたが、現存しているのは4室だけです。寄棟造り、桟瓦葺による純和風建築で、建築は大河喜十郎と伝えられています。広大な芝庭の庭園形式、洋館と併置された建築様式は、その後の日本の邸宅建築のひな形になったと言われています。

旧岩崎邸庭園1  敷地の周りのゆるい坂を上ると、正面には旧岩崎邸庭園洋館がありました。建築面積は160坪です。

旧岩崎邸庭園2  内部の様子。金唐革紙(きんからかわし)の壁紙が格調高い部屋を豪華に飾っていました。

旧岩崎邸庭園3  2階のベランダに出たところです。この眺め、南方の国にあれば、昔の白人の館と言う感じがします。

旧岩崎邸庭園4  和館の廊下です。廊下を見ただけで、左側の奥行きと入念に造られた和室が想像されます。

 [撮影日は8月22日]








posted by: 花谷翔 | 御苑・庭園 | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) | -


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