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小石川植物園9月の花その42009.10.13 Tuesday
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小石川植物園9月の花 その1:その2:その3:その4 へつづく
[イヌショウマ(キンポウゲ科)](Cimicifuga japonica.)(犬升麻)。イヌは接頭辞に用いられ、似て非なる、の意味があります。イヌがつくと人の役に立たないと言うことです。サラシナショウマは干した根が漢方薬になりますが、似てはいるが薬にならないのでイヌがついてイヌショウマと言います。
次の3枚は、薬園保存園の植物です。小石川植物園はもと徳川幕府の薬園でした。現在約120種の薬用植物を栽培展示しているとのことです。[ウコン(ショウガ科)](Curcuma domestica Valet.)(鬱金、宇金、郁金)。熱帯アジア原産。根茎は多肉で黄色。肥大した主根茎または側根茎を乾燥して砕いて使用します。薬用にする他、カレー粉やたくあんに食品添加物として使用します。そのウコンの花は、白く綺麗に咲いていました。
[トウゴマ(トウダイグサ科)](Ricinus communis)(唐胡麻)。種子から得られる油はひまし油(蓖麻子油)(Castor oil)として使われます。よく見ると、個性的ではありますが、遠慮したくなる花です。
[トウゴマ(トウダイグサ科)](Ricinus communis)。上の写真と同じトウゴマの花です。
[撮影日は9月23日] その4。 (4/4)
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